- しほう
- I
しほう【仕法】やり方。 仕方。 手段。II
「一家の~をつけなければならないんだ/今戸心中(柳浪)」
しほう【刺胞】刺胞動物の刺細胞でつくられた細胞器官。→ 刺細胞IIIしほう【司法】紛争解決のために法を適用して, 一定の事項の適法性や違法性あるいは権利関係を確定・宣言する行為。 形式的には, 司法機関たる裁判所の権限に属する国家作用。IVしほう【嗣法】禅宗で, 弟子が師の法を受け継ぐこと。Vしほう【四宝】(1)四つの宝。(2)筆・紙・墨・硯の四種の文房具。 文房四宝。VIしほう【四方】(1)東西南北の四つの方角。(2)周囲。「~を山で囲まれる」
(3)いろいろな方角。「~へ逃げ散る」
(4)四角。「~形」
(5)物をのせる台。 折敷(オシキ)に, 四方にくり穴をあけた四角の台をつけたもの。→ 三方(6)天下。 諸国。VII「~に号令する」
しほう【四法】※一※〔歴史的仮名遣いは「しはふ」〕漢詩の, 起・承・転・結の作法。※二※〔歴史的仮名遣いは「しほふ」〕〔仏〕(1)四つの教え。 教(仏陀の言教)・理(その言教に説かれた道理)・行(その道理に従う修行)・果(その修行によって得る証果)の四つ。(2)真宗の四つの法。 教(仏陀の言教)・行(その言教に説かれた修行)・信(その修行の功徳利益を信じること)・証(行と信とによって得られる証果)の四つ。 浄土真宗の根本聖典「教行信証」は, これに基づく。VIIIしほう【子法】〔法〕 ある法体系を範として成立した法。⇔ 母法→ 継受法IXしほう【市報】市役所が市民に知らせる事柄を記載して各家庭に配る印刷物。Xしほう【死法】実際に適用されることのない法律。 効力を失った法律。XIしほう【私報】(1)個人の通信。(2)内密の知らせ。XIIしほう【私法】私人間の権利義務関係など私的生活上の法律関係を規律する法規範。 民法・商法など。 所有権の絶対性, 契約の自由, 過失責任主義などの原則が支配する。 民事法。⇔ 公法XIIIしほう【至宝】きわめて大切な宝。XIV「学界の~」
しほう【詩法】作詩の方法。XV「近代詩の~」
しほう【諡法】おくりなをつける法則。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.